6室は、人のため。

6室が強いホロスコープを見ることが続いて、6室について考えていました。


6室は病気、敵、争い、トラブル、労働、奉仕…などとあまりいい意味がなくて忌み嫌われることが多いのですが、結局、6室のテーマって、


「人のため」


なんじゃないかな、と思ったんです。


7室から12室目にあたるから、対人関係を失う(=対等ではない対人関係)とも読めるし、会社員など雇用されての仕事に向くと言われているのは、上司や会社、組織のために奉仕、労働できるからなのでしょう。


ある6室惑星集中の方は、長年にわたる旦那様の看病や手のかかる子供の世話など、とにかく自分よりまわりの人を優先する人生を送っていらっしゃいました。


お話を聞いていて本当に尊敬しかありませんでした。


私自身は好きな仕事だけしているのに偉そうに言いますが、そういった方は人のために生きる人生を選んでいらっしゃって、辛いことも多いと思いますが、カルマ解消の観点で考えたらすごく大きな課題を消化されているわけで、本当にやりがいのある、濃い、エネルギーに満ちた素晴らしい人生なんだなと思いました。


6室は、入る惑星によっては奉仕から転じてヒーリングや癒しなどといった意味もありますが、人のために何かできるって素敵なことですよね。


私はまだまだそこまで至りませんが、6室に木星と月があるので、来る木星期にはもう自分のことはそろそろ卒業して、人のためになにかできる人間になっているのだろうか…なんてぼんやりと考えたりしています。



Photo by Nathan Lemon on Unsplash

☺︎ゆき




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日々の雑記とインド占星術について