身体に宿る宇宙
アーユルヴェーダの2回目の講座を受講しました。
医療占星術とアーユルヴェーダを自分のなかでうまく複合できたらいいなと思って学んでいるのですがまだまだほんの入り口、という感じです。
インド占星術で医療分野について見るときは、まずはホロスコープ(出生図)ありきです。
例えば牡牛座は頭や脳、額などを司りますが、牡羊座生まれだから頭や脳に注意が必要、ではなくて、自分のホロスコープで牡牛座のハウスが凶星などで傷ついていたりするとその要素に注意が必要、というふうにみます。
また、その要素をもっていてももちろん生涯その病気なわけではなく、いつ発現するかはダシャーという年表でみます。
それ以外にも、惑星の状態やマラカ 、ムリチュバーギャなどいろんな要素がからんでくるので一概にはいえないのですが、そもそも、一番重要視するのはアセンダント(1室)で、ここが強い人はバイタリティもあったり、体が強い人が多いと思います。
私は1室が弱いので、無理はしないでよく寝てよく食べるように心がけてから、身体的にも、精神的にも安定してきました。
自分のホロスコープを知る前は体力ある人と同じだけがんばろうとしたりしていたこともあったのですが、無理だと悟って楽になりました。
ほんと、知るってだいじです。
The-Anatomy-of-Man という有名な中世の医療占星術の絵です。
これは完全に鏡リュウジ先生の受け売りなんですけど、中世の占星術家は、人間一人ひとりが身体の中に宇宙を持っている、と考えていたそうです。
宇宙は自分であり、自分は宇宙である。
全てはバランスとエネルギーであり、それを惑星や星座を通してみているのだとしたら、禅問答のようだけど、ふに落ちる言葉でした。
☺︎ゆき
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