大晦日、2019年のトランジットについて
インド占星術にはダシャーというその人固有の運勢の流れを見る暦があり、もちろんダシャーのほうが重要なのですが、その日の実際の天体の運行=トランジットからの影響というのも、あるんです。
木星や土星など重要な惑星が自分の主要なハウスに入ってきたり、アスペクトをするとそのハウスによって結婚や引っ越し、転職などは大きな変化が起きることが多かったりもします。
年末なので来年のトランジットはどうかな、と見てみました。
年が明けてすぐ、1月は6日に射手座で新月、部分日食。21日には蟹座で満月、月食。
この日食と月食にはさまれた6日から21日はちょっと普段と違ったエネルギーになるかもしれませんね。静かに自分の感情や内面を整えるエネルギーというか。 そして、21日以降、本格的に新年というか、新しい流れが始まるのかな、と予想しています。
西洋占星術の世界では、2018年11月から木星が射手座に入っているので2019年は幸運な年になると言われています。でも、インド占星術ではハウスの度数の取り方が違うので実は木星はまだ蠍座にいるんです。 インド占星術で木星が定座である射手座に入るのは2019年11月6日で、すでに射手座に入っている土星と同じハウスに入るので、全体的になにか大きな動きが始まるとしたら11月以降だと思っています。
土星は努力や忍耐、木星は物事を拡大、発展させる惑星ですが、いずれも動きが遅く、大きな流れを司っています。このふたつの惑星の動きはアスペクトも含めてとても重視されていて、そういう意味では今年、射手座アセンダントの方は11月以降、大きな変化がある可能性が一番高い星座かもしれません。次いでこの二つの惑星がアスペクトする双子座、という感じでしょうか。
蟹座アセンダントの人は(私もそうだけど)3月8日に対人関係を表す1-7軸に2年ほど居座ったラーフ-ケートゥが抜けるので対人関係が良くも悪くも活発だったとしたら、落ち着く方向に行きそう。
さて、これから煮しめでも煮て、お蕎麦を食べようと思います。
☺︎ゆき
Photo by John Reign Abarintos on Unsplash
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