山の上ホテル

先日、結婚記念日に夫と山の上ホテルに泊まってきました。


とても不思議なホテルです。

私は村上春樹氏の「ダンスダンスダンス」に出てくる改装前のいるかホテルを思い出しました。

もちろん山の上ホテルはいるかホテルよりサービスもちゃんとしているし、設備も古くても手入れされていて清潔で、快適にすごせるのですがとにかく異次元感がすごくて、この坂を登っている途中から時空が歪んでいるのでは、と思ったほど。


1936年(昭和11年)に建てられたクラッシックホテルなので、もうすぐ平成も終わろうかというのに完全に昭和の世界です。

鍵や、いろんなものに使われている山の上フォント(手書き風?いや、リアルに手書き?)も可愛いです。愛を込めてデザインされている感じがします。

夜はバーでウィスキーを飲んだりもしました。

うぅ、なんか子供の頃に憧れていた大人になった気分で嬉しい。

スタッフのみなさまも親切で素晴らしいのですが、私生活が想像できないし、とにかく現実感がないんですよね。


都内にあるのでいつでもすぐ行ける場所ですが、タイムスリップして遠くに行ってきたような感じがして、滞在中はずっと夢の中にいるみたいだったなぁ…。


そんなわけで、都内一泊2日はとても面白い旅になりました。


こんどはまたバーだけでも寄ってみよう。


☺︎ゆき


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日々の雑記とインド占星術について