2023.1.22 新月「次のドア」

1月22日、5時54分に新月を迎えます。


この新月の5日ほど前に、ずっと順行、逆行を繰り返しながら山羊座と水瓶座をうろうろしていた土星が、やっと水瓶座に入ってきました。そして、もう山羊座には戻りません。


惑星は入るハウスや度数によってその力が強くなったり弱くなったりするのですが、土星は山羊座、水瓶座、どちらにいても定座というポジションで強く、土星が山羊座に入ってきた2020年初頭から土星が魚座に入る2025年春ぐらいまで5年ぐらいずっと土星が強い状態の中にいます。

土星は努力や忍耐、遅延を表す惑星なので、社会的に重たい動きといいますか、スムーズに進まない状態の中にいるといえます。

ちょうど2020年ごろからコロナウィルスの影響で世界的に情勢が安定しなかったり行動が制限されたりして自由ではない感じがしているのですが、2025年ごろまでは続く、と読んでいたのはそのためです。

ただ、この2023年の土星移動は折り返し地点といいますか、次のフェイズに移るタイミングとなるのでは、と思っています。


私は山羊座の土星と水瓶座の土星ってぜんぜん意味が違ってくると思っていて、水瓶座の土星のほうが一歩でも、少しでも、自由な感じがするんです。ここからは、ひらかれた世界に向かっていこうとしていると思います。

ただ、ムーラトリコーナと言って土星はさらに力を増していますので、これまで以上に予想できない大きな社会の変化がある可能性はあるのですが。

それが良いか悪いかはその人の受け取り方次第かな…?


そんなわけで、この新月は

そろそろ、次のドアは開きますよ、という

とても重要な節目でになるのではと思っています。

月のナクシャトラはUttara Ashadha(ウッタラ・アシャーダー)。

※西洋占星術とインド占星術では春分点の度数が違うため、今回は西洋占星術では水瓶座の新月ですがインド占星術では山羊座になります。

☺︎ゆき

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日々の雑記とインド占星術について